環境と持続可能性

Environment & Sustainability

環境の保護は、ロータリーの重点分野の一つです。ロータリーは、天然資源を保全・保護し、環境の持続可能性を高め、地域社会と環境との調和を促す活動を支援しています。

そのため、環境問題とほかの重点分野(水と衛生、母子の健康など)との関連について、参加者を啓発するためのプログラムを盛り込むことに力を入れています。本会議のプログラムは現在作成中です。分科会では、以下を含む持続可能性に関する主題を取り上げます。

  • Saving Endangered Species from Mountains to Marine(山と海の絶滅危惧種を救う)
  • Community Action for Fresh Water(淡水保全のためのコミュニティアクション)
  • Net Zero Now(今こそネットゼロを)
  • Learn How Rotary can be Carbon Neutral by 2040(2040年までにロータリーがカーボンニュートラルを実現する方法)
  • Creating Hope to End Plastic Soup in the World(世界からプラごみをなくす)

また、大会を企画する上で次のような配慮をしています:

  • シャトルバスの提供を減らし、ホテルからサンズ・エキスポ&コンベンションセンターへの移動にMRT(電車)やバスなどの公共交通機関を利用すること。この取り組みのため、国際大会の登録者(大会前会議のみや友愛の家のみの登録者を除く)にはチャージ済みの公共交通カードが記念品として進呈されます。大会出席者は、MRTの駅でカードに追加チャージできます。
  • 改良された大会モバイルアプリで最新の大会スケジュール、会場、各種情報を提供し、プログラム冊子と交通ガイドをデジタル化。
  • 植物性食品と肉なしのメニューを導入
  • プラスチック使用を減らすため、会場各所に冷水器を設置
  • 分科会と友愛の家での情報配布においてデジタルツールの活用を増やし、紙の使用を削減
  • サンズ・エキスポ各所にデジタル表示板を設置し、紙による表示を削減
  • バナーと標識を積極的に再利用。また、使用済みバナーをロータリーショップで販売されるトートバッグやその他のアイテムに再利用

ロータリーは、持続可能性を優先する都市シンガポールで、環境と持続可能性を重視するイベント施設で国際大会を開催できることを誇りとしています。サンズ・エキスポ&コンベンションセンターは、建設局、米国グリーンビルディング協議会、イベント産業協議会といった主要な業界団体からトリプルプラチナ認定を受けているほか、ISO20121イベント持続可能性マネジメント(ISO20121 Event Sustainability Management)の認定施設です。また、シンガポールで初のカーボンニュートラルなイベント施設であり、再生可能エネルギー証書への投資により、シンガポールの屋上ソーラーパネルから生成される電力によって100%を埋め合わせています。同施設での数々の取り組みと成果についてはこちらをご覧ください

シンガポールは、業界のパートナーと協力して目標を策定・実施し、進捗を確認することで、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に沿った真に持続可能なイベント開催都市となるための取り組みを続けています。持続可能性をめざす都市シンガポールに関する詳細はこちらをご覧ください。

参加者にできること

国連の持続可能な開発目標(SDGs)についてはこちらをご覧ください

次のような形で、環境の持続可能性に配慮した方法を選択しましょう。

  • 公共交通機関やライドシェア、徒歩、自転車での移動を計画する。MRTは、二酸化炭素排出量を最小限に抑える持続可能で利用しやすい方法を採用しています。
  • 1日または毎日1食、肉なし、または植物性食品を選ぶことを検討する。
  • 水筒を携帯し、給水所で水を補給する。プラスチックや紙のストローを使わずに、再利用可能なストローを持参する。

カーボンフットプリント計算機を使って、大会までの往復の移動にかかる二酸化炭素排出量を計算してみましょう。また、「環境」の重点分野を指定してロータリー財団にご寄付いただくこともできます。ご寄付はすべて、ロータリー会員が主導する環境プロジェクトのための補助金として役立てられます。

環境の保護・回復の取り組みへのご協力を何とぞお願いいたします。